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InSEA とは?

EXPO'70

 InSEA(International Society for Education through Art)=国際美術教育学会は、1900年のパリ万博で発足した美術教育連合(Federation of Education for Art)を母体とする美術教育で唯一の国際的な学術団体であり、第二次世界大戦後の1954年に開催された国連のユネスコ美術教育セミナーにおいてFEAを継承発展させて設立された国際学会であります。その名称の由来は英国の詩人で思想家のサー・ハーバート・リードの言葉である「美術による教育」によるものです。

 1900年の第1回世界会議以降3年ないし4年ごとに開催される世界大会(World Congress)により世界の美術教育者、芸術教育者が学術的かつ実践的交流を図ると同時に、ヨーロッパ・アジアなどの地区会議を開催し、各地域での美術教育の課題を検討する機会を提供して今日に至っています。日本では1965年に東京において常陸宮殿下ご臨席の下開催されたInSEA国際会議、1998年のInSEAアジア地区会議が開かれています。

InSEA大会開催の歴史
聖徳大学教授・元InSEAアジア地区評議員・前筑波大学教授
仲瀬律久

 InSEAは、International Society for Education through Art の略称で、国際美術教育学会という世界で唯一の国際的な美術教育の組織です。InSEAの母体は、1900年のパリ万博をきっかけに組織された国際美術教育連盟(Federation Internationale pour l' Education Artistique)略称FEAです。以来FEAは、国際会議などを主催して国際的なイニシャチブを取ってきましたが、第二次世界大戦後にInSEAと合併・統合することになり今日に至っています。
そのInSEAは、1951年のブリストル〔英国〕におけるUNESCOの美術教育研究セミナーがきっかけとなって創設されたもので、前述のハーバート・リード卿と初代InSEA会長となったE・ジーグフェルド博士〔米国〕がリーダーシップをとって1954年に創立総会(パリ)を開催して以来、3年ごとに世界会議を開催してきました。
そして、1965年には我が国の数多くの美術教育団体や関係者が結束して、日本で初めて東京において第17回InSEA世界大会を盛大に開催した結果、国外からも沢山の参加者があり美術教育の重要性を内外に示すことが出来ました。大会の詳細については『日本美術教育総監・戦後編』日本文教出版刊〔1965年〕に記載されているのでご覧ください。
大会後、〔社〕日本美術教育連合が結成され、InSEAの日本の窓口InSEA Japanとして現在も活動を継続しています。また、1998年には同連合が中心になって、InSEAアジア地区会議を東京の青山学院大学を会場に開催し、国際的に大きな評価を受けたということもあります。
 このような経緯に沿って我が国で第2回目の世界大会は、実に43年ぶりに「第32回InSEA国際美術教育学会世界大会2008in大阪」(平山郁夫大会会長)として開催されることになります。

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